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HOUSE DAYS STAFF BLOG

2024.04.29

家づくり情報

気密と断熱-②「断熱とは?」

こんにちは、遠藤翔太です!

今日は前回の気密に続き、断熱について

書こうと思います。

こちらも、皆さんが知っているような

「基本の基」から書かせてください!

まず「断熱」の定義ですが、すこしネットを調べると

「内外を仕切る素材の熱伝導率をさげて、熱の移動を防ぐこと」

書いていました(笑)

ここで言う、内とは「家の中」、外は「家の外」のことで

リビングの中と廊下という意味ではないわけです。

なので断熱というのあくまでも外気(外の空気)と

家の中の空気の熱の行き来を妨げるためにするわけです。

そうして断熱することで、夏の暑さ、冬の寒さに対応し

・室内の温度を安定させ過ごしやすくする

・冷暖房費が抑えられる

・結露防止などにもなり家の長持ちにつながる

などのメリットを得ることが断熱の目的とされています。

また、その性能を数値化するための基準が

いくつかあります。

気密の時にお伝えしたC値のようなものです。

昔はQ値というもので計算されていましたが今は

・外皮熱還流率 Ua値

・熱伝導率 λ

が主に用いられます。

熱電度率は熱の伝わりやすさなので

主に断熱材や、そのほか部材の性能表示に

用いられ、家の性能を数値として出すために使うので

工務店サイドに大きくかかわってくる値です。

Ua値は、直接的に住宅の性能を表示する数値なので

住宅検討される方たちが目安にするのは、

こちらだと思います。

よく断熱等級という言葉をCMなどで聞くと思いますが

そのもとになるのもこの数字で、簡単に言うと

「外気に触れる部分(壁・屋根・窓・床)ごとに、室内の熱が

どのくらい外へ逃げやすいかを数値化したもの」です。

全然簡単ではないですね(笑)

もっと言ってしまうと

家の断熱性能を細かく計算した数値くらいの認識で良いと思います。

この数値をもとに出される断熱等級4以上が、今の最低基準に

なっています。2030年からは等級5以上が義務化

されることになっています。

ちなみに現状の最高ランクは等級7でこれは

等級4に比べると約40%の省エネになるとされています。

また省エネ基準地域区分と言って

日本では気候で8つの地域に分類わけされています。

その時に同じ断熱等級5でも、北海道と大分県では

認定に必要なUa値は、北海道の方が厳しい数値が設定されています。

これは気候によって必要な性能が違うという事です。

家づくりにおいて、どの性能でも共通して大切なことは

その家に住む人が、どう感じるかという事だと思います。

おそらく北海道の基準の断熱等級7の家を

大分に建ててもコストに見合う満足感は得られないと

自分は思っています。

そういった、ご家族の満足・納得が一番という考えで

断熱性能も勉強してみていただけると良いかなと思って

今日は断熱について、さわりだけ書かせていただきました。

画像は途中で話にでた地域区分です。

                   遠藤翔太 

スクリーンショット 2024-04-29 193532.jpg


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