2024.05.31
家づくり情報
気密と断熱-④「断熱の箇所」
こんにちは
ハウスデイズの遠藤です!
今日は引き続きという事で
断熱の施工する箇所について書きたいと思います。
この箇所(外部と内部の境界)をどこにするかで
工法が大別される、とも言い換えられます。
断熱材を施工するのは
室内と室外を分けるラインに設置するものですが
なので、「天井方向」「壁方向」「床下方向」に
当然施工するわけです。
天井方向は
屋根断熱と天井断熱があります。
・屋根断熱は、言葉の通り屋根材の裏の位置に断熱材を施工
→天井裏も居室内とつながっている
・天井断熱も、言葉の通り、室内の天井の直上に断熱材を施工
→天井裏は外部扱い
壁方向は
当たり前ですが柱の厚みの間に断熱材を施工します。
それ以外に、柱より外側に板状の断熱材を施工する工法があります。
これ単体は外断熱と言います。
最近では高い断熱性能を求めて、柱間と同時に施工する工法があります。
この場合は、外断熱のことを付加断熱と言うようになります。
断熱等級7を検討する場合は、大分県でも付加断熱を視野に入れる必要があります。
床方向は
基礎断熱と床下断熱があります。
・基礎断熱は基礎のコンクリート部分に断熱材を施工
基礎の外側に施工する場合は基礎外断熱、内側は基礎内断熱となります
→基礎内も居室とつながっている
・床下断熱はフロアの直下に断熱材を施工
→基礎内は外部扱い
この上記の区分けが
断熱材自体の選定の元になり、また施工の注意する点の違いに
なってくるのです。
次回はそれぞれのメリットデメリット注意点について書いていきます。
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